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椎間板ヘルニア の記事一覧
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痛みを伴う椎間板ヘルニア 
2005.09.02.Fri / 19:12 
*最初に椎間板ヘルニアの説明をさせて頂きます*

背骨はいくつにも分節した骨より作られています。背骨の中は空洞になっており、太い脊髄神経が通っています。
各々の背骨と背骨の間には椎間板と呼ばれる、クッションの役目を果たすゼラチン様の物質があります。
椎間板は年を経るごとに次第に硬くなります。この椎間板が様々な原因で潰れ、上部にある脊髄神経に突出して障害を起こす状態を、椎間板ヘルニアといいます。症状は急に、あるいは徐々に起こります。
もしくは高いところから落下が原因や、無理に体を曲げた体勢を取った時にも起こりうることです。
症状としての多くは痛みを伴い、下半身不随、排尿・排便困難になる事があります。
症状が現れたら24時間以内に病院に行き診断が出たら、早めに処置を済ませる事をお勧めします。
ヘルニアの場合もそうですが、24時間以内の診察が最もだと言われています。

reiga.jpg

前々から知っていたこの子に久しぶりに会いに行った。
会った時にはすでに下半身不随の状態だった。
この状態で5日間いたので、すぐに引き取りその足で病院へ。
痛みがあることからADでもリンパ腫でもなないとの事。
右前足まで痙攣が来ていた。
神経系と痛みに有効なステロイドの投薬を頼んだ。

ウチに来る前までは
犬用 非ステロイド抗炎症剤 メタカム
精神安定剤
を服用中でした。
神経症状がひどく、むくみがない場合はステロイドが有効だと思います。また痛みにも作用するので薬を切り替えました。
また、精神安定剤の投薬は副作用が過食なので、食欲のない時でもあったので良かったと思います。
急に下半身が動かなくなった為と激しい痛みによりパニック症状になった事もあり使用していたそうです。
特に使用しても問題がないので様子を見て使用しました。

ステロイドの投薬から右前足の痙攣は治まり、なんとか前足2本で這いずり回る事が出来る様になった。


0726-rei01.jpg

排尿困難もあり、1日数回のオシッコ絞りをしなくてはならなかった。
しかし、痛み止めが効いている時にしか絞れない。
痛みがあるとかなり攻撃的になりました。

錠剤のステロイドではなく、液体のステロイド(デキサメタゾン)を使用する事にしました。
甘いし、こっちの方が効き目が長く続くので与えやすかったと思います。

薬が効いている時は垂れ流しの状態でした。
でも、この方が膀胱を絞って排尿させないので膀胱への負担は少なかったです。
来た当時はオシッコかぶれがひどく、出血もしていました。
0726-rei02.jpg

1日数回綺麗に洗い流してあげて、
ひどい場合は抗生剤とステロイドの入っている軟膏を塗って、ベビーパウダー(もしくは床ずれ用のパウダー)で乾燥させる様にしました。
治りかけの時は何も付けず、綺麗に拭いてあげて乾燥させてあげる方がいいと思います。

やっと治りかけたところ。
0807-rei02.jpg



この子を病院に連れて行った時に先生に言われた事。
*24時間以内の診察が好ましかったこと。
*もし痛みが取れなかったら...
*薬が効かなくなったら...

ウチにきて、痛みなどの緩和するサプリや神経系のケアをしてきた。
しかし、神経系のケアは中断した。
神経が戻ってしまうと、痛みが激しくなるからです。
このまま、下半身不随で排尿の世話でもいいか...と思う様になってきた。
痛みがあるのであれば、神経系のケア(神経を戻すなど)は行わないほうが良いのではないか...と思う。
勿論、今までと同じ様に走ったり、遊んだり、排尿の世話などをしない様になるのが好ましいと思う。
でも、痛みだけ戻って下半身不随のままの場合もあると思います。

この子がそうだった様に...

4日間薬が効かない日が続いた。
ステロイドの量はMAX超えている。
メタカムも併用しての痛み止め。
もう、効かない...

病院で相談した結果、安楽死をお願いしました。
金銭、時間に余裕があるのであれば麻酔とモルヒネを毎日投与すれば痛みは治まります。
麻酔の場合は永遠には使用出来ません。
また、痛み出した場合に病院に行く車の中、キャリーの中で振動さえも痛みの原因の1つになります。
全てを納得した上での安楽死ですが...
残念で仕方ありませんでした。


*使用した薬*
ステロイド
液体ステロイド(デキサメタゾン)
犬用非ステロイド抗炎症剤 メタカム
抗生剤(ステロイドを使用するのと、ストレス下痢にも有効でした)
精神安定剤

*使用したサプリメント*
カリカ
グルコサミン
コンドロイチン
ユッカ

*ご飯*
硬いドライフードを食べれなかったので、
手作りご飯
流動食
がメインでした。

*気をつけること*
・段差はなくして、床(ゲージの床も含む)は滑らない様に工夫する事。
・落下などの衝撃はひどくなるので、高い所にはあげない。
・安静が1番ですが、ストレスなどを考えてゲージの掃除の時間くらいの放牧が好ましいと思います。
・ゲージ内は誤食しない布などを沢山入れてあげるといと思います。
・下半身がオシッコや入浴などで濡れている時間が多い場合は小さめのヒーターの設置もいいかもしれませんが、低温火傷に注意が必要。
もしくは1日数回ゲージ内の布を交換。
・痛みが激しい時は給水ボトルで飲めないときもあるので、こぼれにくい底が安定した器にお水を入れてあげると飲みやすいと思います。
・1日に1回は下半身欲をして血行をよくしてあげるといいと思います。
*ステロイド・抗生剤の投与によって体温が下がり気味になるので、保温や血行不良を防ぐ為です。
・他、その子その子によっては程度に違いがでますので、ご自分で把握してケアされるといいと思います。

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プロフィール

大原 ゆれぎ

  • Author:大原 ゆれぎ
  • 今までにゆれぎが経験した動物達の病気や症例をご紹介しています。
    サプリメントの紹介もしていますが、もしご使用になる時は自己責任下でご使用下さい。
    効く効かないは個人差もあります。同じ名前のサプリメントも多数出回っていますので、効かないものもあります。
    使用方法もいろいろとあると思いますし、また病院での指示の違いもあると思います。
    これは我が家の闘病記であくまでもゆれぎが経験した闘病記の公開である事を前提にご観覧下さい。
    無断で写真や文章の転用・使用はご遠慮下さい。
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