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腸間膜リンパ腫 
2006.02.15.Wed / 19:16 
たった4日間の闘病で幕を閉じた病名。
それはこの腸間膜リンパ腫でした。

腸に癌が巻きつく病気です。
そして、リンパ腫という事で転移する事が多いとの事。
体のあちこちにリンパ節があります。
最悪の場合はあっちこっちのリンパ節が癌になる事もあるそうです。

前日まで調子が良く、特に便にも問題がなかった焔河。
人の顔を見ては目で追っている...
いつもならもうとっくに寝ている時間なのに...

と、後ろ髪を引かれながらもバイトをあげてなだめて床についた。


きっと、このときに腹痛があったのかもしれない...
でも、バイトを喜んで舐めたので痛みはさほどでもなかったのかな?
って今になって思う...。


次の朝、一番に皆さんのトイレを確認。
焔河が血便をしていたのですぐに病院へ。
血便をしている事から止血剤の注射をした。

触診でお腹に何かがある...
レントゲンを撮る事に...
レントゲンでハッキリ写ったのは胃にからみつく何か。

何度も何度も触診して...癌であろうと告知。
そして、いくつか小さいものが腸と一緒にあることから
「腸間膜リンパ腫」と告知された。

このときはいつもの主治医の病院が休みだったこともあり、
近くでフェレットを診れる病院に行った。

この日は止血剤の注射と薬を出された。
薬は抗生剤と鉄分のシロップと免疫を上げるサプリ。


....ここで謎が出た。
癌と診断しているのになぜステロイドを投薬しなかったのか?
血便により血圧が下がっていると思う。
ステロイドの副作用の血圧を上げる作用をなぜ利用しなかったのか?
腸に出来た癌は痛みや炎症を起こしやすい。
ステロイドで痛みと炎症を抑えられる。
この事からなぜステロイドを使用しないのかと某病院の院長に尋ねた。

ステロイドは副作用も大きいし、量の調節が難しい。
そして肝臓負担になるから...との事。
確かに焔河はもうすぐで6歳。
だからといってためらっている場合ではないと思った。
時にはステロイドをこばむ獣医もいますが、時には使用をしないといけない場合が生じると思います。
もっと勉強して下さいね。
それと、臨床を最初から勉強して他の獣医師と話し、実績のある獣医師に時には相談するのもいいかもしれませんよ!

今の状態を打破すれば...
もう少し一緒にいれたかもしれないのにね...

もし、腸炎や腸に癌が出来た場合はほとんど腸から吸収できないと思って下さい。
なので、薬は注射で入れる事をお勧めします。
そして食欲も減退しますので注射で入れた方が確実だという事です。
この場合、ステロイドを2.5mg経口で飲ませたとしても、実際はそれ以下の単位であることが多いです。他に下痢をしている場合でも同じ事が言えると思います。
腸に問題があったり、下痢をしている場合は吸収率がかなり落ちます。
フェレットの場合はほとんど胃で栄養を吸収して消化しますが、腸でも多少は吸収していると思います。
ステロイドなど、ちゃんとした単位で使用しないと効果がない場合はこの辺が難しいと言われています。
そしてステロイドを使用した場合は少し点滴で水分を入れると効果が期待できます。喉がかわく事もあるので点滴は良いと思います。
また、口から大量に入れると本フェレの負担にもなりますので、出来れば点滴の方が負担にならず体に水分が浸透する事と思います。
腸炎・腸の癌の場合は時には食べない方がラクの時もありますし、この場合において腸に炎症がある場合は腸が運動していない方が痛みを伴わない場合があります。
ちょっとしたフェレットの症状を見逃さないように監視してあげてください。食事はステロイドなどが効いている時に与えるといいと思います。
お腹をへっこませたり、うずくまっている時など...いろんな症状があるとおもいますので...。

焔河の場合は経口で投薬3時間後には薬が効いて食欲がありました。


炎症があるからといって寒い時期に体は冷やさないで上げてください。
逆に少し温めるのも良い方法だと思います。

焔河はホットカーペットとマットの間に入り込んで寝ていました(汗)
06-0215-01.jpg

でも、食欲がないときや自力でお水を飲まないときには脱水します。
なので直に温める場合は水分補給(電解質など)や直接体に触れない部分を霧吹きで湿らせる事が必要です。
体の外からも水分を奪われてしまうので。


ここでは注意点しか載せる事が出来なくて残念に思います。

ただ、ウチの例ではないのですが腸間膜リンパ腫には漢方薬が効くと聞きました。
これは動物病院で処方してくれる所もありますので相談してみて下さい。

胃や腸の癌の場合はかなり吸収率が落ちるので消化吸収の良い食事とサプリ、薬などを使うように心掛けてください。
漢方薬の場合は煎じて与えるので吸収率は良いと思います。


止血剤を打って、次の次の便は血便が治まっていた。
そして下痢を数回していつもの病院に行って処置してもらってから
下痢も治った。これは腸が再生してきた所だった。
ステロイドも効いて、食欲も少し出てきたところだったのに...
なかなか血圧が上がらない。
輸血をして少しでも体をラクにさせようと採血用のフェレを持参して
家を出る5分前の事だった。
「ふぅ....」と、大きな溜息が聞こえた。
すぐに横にいる焔河を見たら呼吸が停止していた。
蘇生はさせずそのままゆっくり寝かす事にしました。

緊急の場合でも臨床の多い病院に行く事をお勧めします。



使用した薬
止血剤(注射)*この後スグ血便が治まりました。
抗生剤
鉄分のシロップ
免疫を上げるサプリ(アガリクスと何かが入ってるって...)

いつもの病院では、
ステロイド1日1.25mgを2回(下痢している場合)
     1日1.25mg1回 1mg1回(下痢が治まった時)
抗生剤1日1回タイプ
鉄分のシロップ(最初に行った病院でもらった物)


食事
手作りご飯(a/d缶使用)
ドライを粉々にしてお湯でふやかしたもの。

サプリメント
深海鮫生肝油
トランスファーファークタープラス
ウコン
(これを使用すると下痢が改善しました1日少量を数回)
アニマシトラス
静注用ブドウ糖注射液 糖液20%
(低血糖防止)
アガリクス
タヒボ


*追記
胃や腸の炎症にはサポニン(抗炎症作用のあるサプリメントの成分名)は効きません。
が、ウコン(サポニンが入っています。)は整腸作用もあるのでこれを使用したら下痢が緩和されました。というか、良い便だった(個人差や使用するウコン自体にもよりますが...)これはサポニンの効果ではなく整腸作用で効いたと思います。
少量を数回の食事の時に混ぜて与えていたら便は普通に。
入れなかった数時間後の便は消化不良でした。
これは焔河の症例であって、決して全てのフェレットちゃんに通用するとは限りませんので参考までに解釈していただけたらと思います。



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プロフィール

大原 ゆれぎ

  • Author:大原 ゆれぎ
  • 今までにゆれぎが経験した動物達の病気や症例をご紹介しています。
    サプリメントの紹介もしていますが、もしご使用になる時は自己責任下でご使用下さい。
    効く効かないは個人差もあります。同じ名前のサプリメントも多数出回っていますので、効かないものもあります。
    使用方法もいろいろとあると思いますし、また病院での指示の違いもあると思います。
    これは我が家の闘病記であくまでもゆれぎが経験した闘病記の公開である事を前提にご観覧下さい。
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